豊心ファーム脱芒作業

◆2007/1/23～25　芒（のげ）・小枝梗（しょうしこう）の脱芒（だつぼう）作業

　脱皮米（皮がむけた種籾）を防ぎ、高精度の播種を行う上で妨げとなる芒や小枝梗をきれいに、しかも種籾を傷める事なく取り除く作業です。苗の病気やカビを防ぎます。

健全な苗を栽培するためには、きれいに脱芒した良質の種モミが必要

　お米を栽培する上で欠かせないのが、苗づくりになります。
健全な苗を栽培するためには、きれいに脱芒した良質の種モミが必要です。脱芒機に内蔵しているファンによって、工具なしで簡単に分解できるので、品種替えや収納時の掃除がラクにできます。手間をかけずに、効率よく仕上げます。

　”芒”は、種籾の先端から出ているもので、普通、食用の米にする場合は、脱穀、もみすりの際に取れてしまいます。
しかし、種子用とする場合は、芒を取り除く、脱芒という作業が必要になります。芒が残っていると、播種作業をする際に均等に種が蒔けないためです。

▲2007/1/23～25 倉庫内にて作業
　作業手順：フレコンで保管してた、種籾をコンベア⇒脱芒機⇒
　コンベア⇒ライスグレーダ（網目：2.2ミリ）⇒軽量機⇒袋詰め（完成）

▲左写真は、脱芒処理前の種籾、右写真は、脱芒処理後の種籾
　ライスグレーダで選別（良質の籾のみ選抜するため）しているので、
塩水洗の際、とても楽になります。